自己肯定感低め女子の成婚
初回相談で、彼女が言ったのは
「結婚したいかどうかわからないです。結婚して幸せになるイメージがありません。」
そうですか…。
「でも、結婚相談所にお話しを聞きに来たんですよね?」
実は、こんなふうに「結婚したいかどうかわからない」と言って私のところに相談に来る方多いです。
「結婚したいかどうか」は、結婚して自分が、妻として母親として、ちゃんとやっていけるかどうか不安になってしまうようです。
彼女も「もっとちゃんとしなきゃ」「まだまだ自分は出来てない」「自分はできないかも」
という言葉が面談中に何度もでてきました。
それでも、心のどこかで「結婚したい」と思ったのでしょう。
自分の足で私に会いに来てくれたのですから。
そんな彼女が婚活をスタートさせ、少しずつですが変わっていきました。
今まで黒やベージュ、茶色の洋服しか選ばなかったのですが、
きれいな色のワンピースを着てみるようになりました。
すぐに「申し訳ないです」と言っていた彼女が、「ありがとう」の言葉に言い換えができるようになりました。
ちょっとずつですが、自分を認められるようになってきました。
婚活をスタートして1ヶ月後、彼女を可愛くてしょうがないという男性が現れました。
「私をこんなに好きと言ってくれるはずがない」と
彼女の自信のなさが、また出てきましたが、
彼女が自分と向き合い彼の愛情を信じて
出逢って2ヶ月で成婚となりました。
自分が幸せになりそうになると
そこから逃げたくなる人がいます。
幸せになったとしても
いずれ不幸になると連想してしまうようです。
まだ、幸せな気分も味わっていないし、不幸にもなっていないのにね。
彼女は謙虚な気持ちが強すぎただけ。
もっと頑張らないといけないと思うのは、向上したい気持ちがあるから。
謙虚過ぎる言葉を「ありがとう」と感謝の言葉に変えるだけで
幸せが寄ってきます。
「もっともっと、頑張らないと」と思う気持ちは、
「人間だもの、失敗してもいいんじゃない」って思うだけで
ものごとがスムーズに進むことがあります。
とにもかくにも、自己肯定感低めだった彼女が
成婚退会届を書きながら
「彼は、私のことめちゃくちゃ好きなんだろうなっていっつも思います」(笑)
ってこれ以上ないっていう笑顔で言っていました。
ご成婚おめでとう!
これから、たくさん幸せを味わってくださいね~♪